2025年は「AIエージェント元年」と呼ばれ、生成AIは対話ツールから業務プロセスを代行するパートナーへと進化しています。
しかし、観光現場では依然として人手不足が深刻であり、データの収集・分析といった「作業」に追われ、
本来あるべき戦略策定や地域連携に時間を割けないのが実情です。
本研究では、熱海市をフィールドに「AIエージェント*1」の実装に関する実証事業*2を行いました。
「自治体・DMO(地域)」「旅行者」「観光事業者」が有機的に連動する循環サイクルの構築を目指し、
生産性向上で得た時間を施策や対話へ広げることで生まれる価値を探求していきます。
現場で実践可能な「いきなり開発しない導入ステップ」や、3者への波及効果も詳述している。持続可能な観光地域経営のヒントとなれば幸いです。
*1 本実証では、複数の論理ステップを踏み、複数のツールを活用しながら、長時間にわたって自律的に思考・判断できるAIと定義
*2 観光庁の「観光DX推進による地域活性化モデル実証事業」として実施したプロジェクト。熱海市役所、熱海観光局、 じゃらんリサーチセンターの協業によって実行。
研究年鑑2026(2026年3月)
