124

一般社団法人 広島県観光連盟(HIT)

観光地ひろしまDX推進事業

リピータブルな観光地・ひろしまの実現に向けて、
事業者にも観光客にも価値ある観光DXを後押し

事務局にセミナー、サービス相談窓口まで、
観光DXを普及啓発する体制を確立

コロナ禍の収束にともない観光需要が回復する一方、観光産業では人手不足は深刻化。
事業者の人手不足に対応する生産性向上策として、
さらには国内外からの観光客にとっての利便性向上という観点からも、キャッシュレス決済をはじめとした
デジタル技術を活用した環境整備の必要性が高まっている。
しかし現状では業務のデジタル化が進んでいない観光関連事業者も多いため、
(一社)広島県観光連盟(HIT)ではDX推進事業に着手した。

同事業はDX推進サービスの導入を望む観光関連事業者を募り、
希望サービスの申請受付・審査を経た事業者の機器導入を確認した後に、導入経費の補助金を交付するもの。
こうしたプロセスを進める事務局を設置した他、観光関連事業者へのアプローチ、
DX推進サービスの提案や説明を行うセミナー・相談会の開催、
サービス導入や申請に関する相談窓口の設置も実施した。

一連の業務を進める際は、リクルートが有する旅行部門や飲食部門で培った観光関連事業者に対する知見、
『Air ペイ』をはじめとするDXサービス部門とのリレーションも活用するなど領域をまたいだ協力体制を敷き、
スムーズなDX化の支援に務めた。
結果として当初予定より早期に予算上限に達する交付申請が寄せられ、
2カ月あまりで約250事業者への観光DXを進めることができている。

前のぺージへ

観光DX実証事業(箱根町・飲食店混雑状況の可視化)

次のぺージへ

“食”と“体験”をフックとしたコンテンツの磨き上げと販売(誘客)推進事業
エリア事例一覧