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一般社団法人 東北観光推進機構

東北の新しい旅行スタイル創出プロジェクト 実証モデル地域におけるロングステイ促進事業 ~Base!TOHOKU さぁ、豊かさの最前線へ~

貴重な来訪機会を連泊につなげて消費額の最大化へ!中長期の滞在地として選ばれる観光地域づくりが始動

旅行者満足度・域内周遊・消費額アップに向けて連泊拠点の宿に域内観光コンテンツの紹介機能も整備

コロナ禍を受けて旅行回数や観光関連消費額は全国的に減少し、
加えて人口が減少傾向にあることからも国内旅行者数は今後も伸び悩むと懸念されている。
限られた旅行機会のなかでも地域内における観光関連消費額を最大化する手段として、
(一社)東北観光推進機構ではロングステイの促進に向けて動き出した。

今回の対象地域は東北6県+新潟県の7エリア。いずれも温泉と美しい自然に恵まれ、
長期滞在する地としての素質はある。
しかし現状、連泊プランはじゃらんnetでもほぼ販売されていないため、
まずはロングステイの拠点となる宿にて2泊3日以上の連泊予約を条件とした
「Base!TOHOKUプラン」を造成。
同時に観光コンテンツの精査や活用法の検討も行った。
また、連泊する旅行者は現地到着後に具体的な過ごし方を決めるケースも少なくない。
そこで旅ナカにおける観光スポットや体験コンテンツを紹介する役割を担う
「Base!TOHOKUデスク」をプラン参画宿に設置することにより、
滞在中の満足度向上と観光消費拡大をも目指していく。

「 ロングステイといえば東北」というブランド確立に向け、本事業は5カ年計画で進行中。
1年目の今期は土台作りの期間ではあるが、
宿の協力を得て連泊プランを販売開始するなど好スタートを切っている。

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