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京都府

「もうひとつの京都」共通顧客データベース基盤構築とこれを活用したデジタルマーケティング

3エリアのDMOがタッグを組みCRMシステムを構築、
収集データを活用してロイヤルカスタマー獲得へ!

誘客を通じ顧客情報を収集、分析して、
プロモーション展開までを相互に連携

京都府では府域全体に誘客するため「もうひとつの京都」と銘打ち
地域ブランディングと情報発信を行っており、「海の京都」「森の京都」「お茶の京都」の3エリアが
DMOを組織し観光を入口とした地域振興に努めている。
この度、京都府がPOSTコロナを見据え3DMOが連携した
ロイヤルカスタマー獲得に向けた取り組みを始動した。

各DMOはキャンペーンや体験型観光コンテンツの販売では一定の誘客成果を挙げてきた。
しかし来訪者の基本的属性はわかっても、
個別来訪者の現地での動向やニーズまでは細かく把握をしていなかった。
まずは来訪者の姿をデータで捉えなければ、適切なターゲットも打ち手も見えない。
そこでCRM(顧客管理)システムの土台となる、顧客データベースの構築を開始。
データベースには、キャンペーンを通じて得た会員(地域に来訪した観光客)の情報を
個人情報保護の条件下で今後の誘客に活用することの承諾を得ながら蓄積する。
この顧客情報の分析により今後はより効果的な施策立案が可能に。
またターゲットに応じたピンポイントの情報発信により来訪者の満足度向上、
ひいてはロイヤルカスタマー化を狙う。
3DMOが連携して、より多くの顧客データを収集するとともに、
「もうひとつの京都」エリア全体への周遊促進やECサイト活用も視野に入れた消費額増加を目指す。

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