日本最大級の観光情報サイトのクチコミを分析。
現地を訪れた人の声からニーズや打ち手が見えてくる

誰に何をどのように、プロモーションすべきか
クチコミ分析×GAP調査の合わせ技で判明

効果的なプロモーション施策を行うにはまず現状を把握し、
ターゲットや打ち出すポイントを明確にする必要がある。
現状把握のための調査の一つが、旅行者の興味・関心を探る「GAP調査」。
これにより地域の観光資源に対する認知度や興味の高さがわかり、注力すべき点が浮かび上がる。
しかし調査対象者は現地来訪者とは限らず、「訪れた満足度」「不満に思った点」などは探ることができない。
そこで本事業では、「じゃらん観光ガイド」のクチコミ分析を活用。
「じゃらん観光ガイド」は、全国約19万2000件の観光・グルメスポットを紹介している
『じゃらんnet』のコンテンツ。
各スポットには実際に訪れた人のクチコミが投稿されており、
そのデータを分析することで「来訪者の生の声」を知ることができるのだ。

また、クチコミ分析とGAP調査をかけ合わせると、さらなる打ち手も見えてくる。
たとえば来訪前の興味・関心が高い（GAP調査・下図分類A）人気コンテンツだと考えていたら、
実際に訪れた人は不満を抱えている（クチコミ分析・下図分類ウ）場合、改善の余地がある。
そこで当該スポットのクチコミコメントを読めば、何に不満なのか、どう改善すべきかが判明するのだ。
こうして確かな裏付けのあるプロモーション施策へとつなげていけば、おのずと得られる成果も変わるだろう。