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東北運輸局/東北観光推進機構
訪日グローバルキャンペーンに向けて
東北6県・17地域に米英豪向け観光コンテンツが誕生
ターゲット国の旅行者動向に応えうる、
地域の特色を活かした商品を3テーマで開発
観光庁・日本政府観光局は2018年より、欧米豪市場を中心ターゲットにした
訪日促進キャンペーン「グローバルキャンペーン」を行っている。
このキャンペーンで発信する観光情報として活用できるよう、
東北運輸局は東北各地のDMO等と連携して、
新たな滞在型観光コンテンツの開発に乗り出した。
本事業で誘客ターゲットにした国はアメリカ・イギリス・オーストラリア。
「現地でしかできない本物の体験を望む」
「夜間コンテンツへの関心が高い」
といった各国の訪日旅行者の動向分析に基づき、
観光コンテンツのテーマを「ナイトタイム・モーニングタイムエコノミー」
「体験型農泊・民泊」「参加型お祭り体験」の3つに設定した。
商品開発の対象地域は東北6県・17地域におよび、地域ごとに商品造成検討会を開催。
検討会には各地域のDMOや自治体、事業者に加えて、
各テーマに応じた知識・経験を有する専門組織、
そしてじゃらんリサーチセンターからは
当該地域のエリアプロデューサーが同席して商品造成をサポート。
さらに対象3カ国の旅行事情に詳しい外国人有識者も招いた。
こうした構成メンバーの協働により開発した商品案に対しモニター調査を行い、
よりターゲット層に刺さる観光コンテンツが完成。
今後は海外向けの東北観光情報サイトに掲載する他、パッケージツアー商品化を目指す。