全国の約2100件の観光コンテンツから50コンテンツを厳選。
中国市場の新しいニーズに合致したパンフレットを制作

前年度事業や同時進行の事業と密に連携して
効率的かつ効果的なプロモーションツールに

インバウンド誘客を増進させるべく、独立行政法人 国際観光振興機構（JNTO）は
2018年度～2020年度にわたる訪日プロモーション方針を定めている。
これはアジアおよび欧米豪の重点20市場へ向けたプロモーションの強化が狙いだ。
同方針に基づき、JRCはJNTOから委託を受け2018年度に
欧米豪市場向けの訪日旅行パンフレットを制作。
全国から募った体験型観光コンテンツ約2100件からネイティブ目線で選定した
100件を紹介するパンフレットを通じ、日本観光の魅力を発信した。

2019年度は前年度に収集した全国各地の体験型観光コンテンツ情報を活用し、
中国市場向けのパンフレットを制作。
とはいえ国により観光に対するニーズは異なるため、
欧米豪市場向けパンフレットを流用してもプロモーションとして効果的ではない。
中国市場に対してはテーマや地域の魅力を深掘りする観光＝「深度游」を求める
20代～30代の若者層をターゲットとし、掲載する体験型観光コンテンツの
選定・訴求ポイントの整理を行った。
また本事業と同時に進めている、多言語ウェブサイト制作事業と密に連携。
2事業で同じネイティブライターを起用してライティングに一貫性を持たせた。
そして中国市場向けに選定した体験型観光コンテンツは、
パンフレットのみならずウェブを通じても情報発信していく。