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下呂市DMO委員会(岐阜県)

下呂市観光プロモーション用素材作成業務

四季に応じた短編にも、1本の長編にもなるよう撮影
場面に応じて使い分けられる活用度大のPR動画が誕生

旅する年代や相手、季節を変えたストーリーで
大切な人と一緒に来たくなる下呂の魅力を訴求

 下呂市内には下呂温泉以外にも小坂、萩原、馬瀬、金山という観光地があるが知名度に差があり、下呂温泉宿泊者を市内周遊に誘導できていない状況。そこで市内各所の観光資源を周知するべく、PR動画の制作を始動した。制作にあたってはF1層(20歳~34歳の女性)をメインターゲットに設定。しかしF1層は結婚、出産など人生の転機を迎える人も多く、旅の形も一律ではないため、ライフステージに応じてストーリーを変えた動画を5本用意することに。5本に分けることで、特徴が異なる5エリアの魅力を違和感なく織り込み、かつ季節ごとの魅力を表現できる点も利点だ。多数ある観光名所から撮影地を選ぶ際は、これまで行った観光資源調査をはじめJRCのエリアに対する知見を活用。さらに下呂市DMO委員会が撮影地となる地元との調整に尽力し、限られた撮影期間に完成させることができた。

 動画はSNSでの拡散しやすさを考えた30秒版と90秒版を編集。狙い通り、動画公開の広告費用をかけていない状況でも順調に再生回数を増やしている。また、春夏秋冬版をつないだロング版や、海外向けのPRにも活用するための英語・中国語・韓国語版も制作。長さも内容も様々な動画を制作したことで活用場面が拡大。駅の広告や催事時のPR用のツールとして使い分けている。

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