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豊岡市 大交流課
インバウンド対策にウェブを重視。
8カ国調査で効果的な手法を探る
情報の内容から見せ方まで検証し
先駆的なウェブ戦略の構築を目指す
日本政府観光局の発表によると2014年の訪日外客数は過去最高の約1341万4000人(推計値)、前年比29.4%増となった。また観光庁は2020年までに「訪日外国人旅行者2000万人達成」を目指しており、インバウンド市場は今後も大きな成長が期待できる。豊岡市でもインバウンド対策に力を入れる方針であり、特にウェブを利用したプロモーションが重要だと位置付けた。効果的なウェブ戦略をとるべく、まずはマーケティング調査を実施した。
外国人のニーズを探るため行った第一の調査は2カ国を対象としたJRC独自の調査手法「GAP調査」。豊岡市の観光資源への興味・関心は質問した30資源すべて8割前後の高水準をマーク。国による差もほぼなかった一方、宿泊予約の時期や方法は違いがあった。さらに検証を深めるため8カ国を対象に行った「Google PR調査」は、閲覧者の性別や年齢はもとより、ウェブサイト内で見たページや閲覧時間といった動向まで把握可能。これから効果的なウェブ戦略を講じる際の指標として活用できる。
以上の調査結果をふまえ、4つの柱からなる事業を決定。ウェブの検索エンジンを活用した広告活動(SEM)などを行う他、官民連携しオンライン・オフライン両面でインバウンド調査を継続的に実施。独自データを収取・分析し、一歩リードしたウェブ戦略を推進していく。
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