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昭島・福生・羽村観光推進協議会

定住者増を狙う3市による、広域観光推進施策

エリアイメージを確立して交流人口の拡大と定住者増を狙う3市による広域観光推進施策

観光地としての認知は低い東京都西部の昭島・福生・羽村の3市は、2013年に観光推進協議会を設立。手始めに認知度の向上を目指し、3市の観光スポットをめぐるモニターツアーとして日帰りバスツアーを実施した。

東京23区内、埼玉・千葉・神奈川各県の在住者が1日限定のバスツアーに参加。3市になじみがないカスタマーに3市の魅力を体験してもらった

課題:3市ともに「おでかけ先」としての認知が低い
 各市それぞれに観光PRは行っているが観光地として広く認知されていないこともあり、新たな打ち手が必要と感じていた。
目的:広域観光ツアーを行い、地域の魅力を発信する
 おでかけ・レジャー先として認知を高めるためツアー商品をつくる。交流人口拡大を通じ「住みやすい街」とのイメージも醸成したい。
打ち手:資源調査を基に商品を造成、モニターツアーを実施
 3市の観光資源に対する来訪者の認知・関心度を測る「GAP調査」を活用し、ワークショップでツアー内容を検討。ツアーを開催した。
成果:プレス・カスタマーからの意見は今後の指標に
 プレスツアー後、朝日新聞など4媒体にて記事掲載。モニターツアーには東京近郊からは25名の参加者を集め、3市の観光資源のモニタリングを行った。

ワークショップには市職員、観光協会、事業者、ボランティアガイドなどの市民団体が参加。観光推進への一体感の醸成にもなった

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