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公益財団法人みやざき観光コンベンション協会、公益社団法人ツーリズムおおいた

東九州エリア観光周遊促進事業

宮崎・大分の2県がタッグを組んで
夏・秋の東九州を盛り上げるキャンペーンを展開

県境を越えた共通宿泊プランを受け皿にした
2本立ての施策により目標の2倍の人泊数を創出

 東九州自動車道の福岡県~大分県・宮崎県間の開通に合わせ、大分・宮崎両県は連携して誘客・周遊促進に取り組んでいる。3年目を迎えた2018年度は夏から秋にかけて2つのキャンペーンを実施した。

 夏季に行ったのはファミリー層をターゲットにしたステッカーラリー。2県に点在する施設をめぐりながらステッカーを集めてもらい、周遊を促す狙いだ。また、秋季は絶景をテーマにしたキャンペーンを実施。2県の絶景を撮影した写真をSNSに投稿してもらい、絶景プロデューサー・詩歩氏などの審査を経て授賞作品を選定するフォトコンテストを開催した。夏季・秋季ともにじゃらんnet参画宿に協力を仰ぎ、キャンペーンに連動した宿泊プランも造成。夏はファミリー向けのサービス、秋は絶景ポストカード進呈というプラン共通の宿泊特典を設けたほか、絶景というテーマに合わせて眺めのいい客室を用意するなど各宿が意欲的にプラン造成に取り組んだ。その結果、当初は夏・秋の合計で3000人泊という目標を立てていたところ、夏季だけで4012人泊を創出。秋季も含めた7月~11月のキャンペーン全期間では6097人泊となり、目標値の2倍を達成した。この期間中の人泊数は、宮崎県・大分県ともに前年より1万人泊以上も上回るという、好調な結果を得ることができた。

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