日本人は他の国に比べると「気分転換」や「食」を目的とした旅行が多い。
「世界遺産」、「ミシュラン店舗」など認定コンテンツに加えて、生き物と触れ合う体験の実施率が高い。
この度、日本人、および外国人(中国、アメリカ西海岸、イギリス/世帯年収のラインを設けて中間富裕層以上)に対し、海外旅行で求めることや体験したことなどについて調査を実施しました。その結果をご報告いたします。
主な結果は以下の通りです。
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【結果解説】
日本人は海外旅行の目的において、他3カ国の人と比較して「食」に関する項目が上位にランクインし、海外旅行において「食」を重視する結果となりました。対照的なのは中国人となり、海外旅行において「食」に関する項目が他の国より低くなっています。中国人は、友達と楽しめることや買い物への関心が高くなり、アメリカ人は冒険心を満たせること、イギリス人は同行者とのコミュニケーションを重視する傾向が出ました。
【海外旅行での渡航国ランキング】
日本人はハワイとアメリカがトップ2となる。アジア大陸を中心に移動時間が短めの国がランクインする。
【海外旅行における目的ランキング】
日本人は気分転換するための目的が多くランクインし、他国の人と比べると食への関心も高い。他国の人にないものでは、「世界遺産を回りたい」「ストレス解消したい」がランクイン。
【渡航国を決定する重視条件ランキング】
海中国人以外の3カ国の人は「観光名所がたくさんあること」が1位。中国人のみ「訪問時期に旅行先がベストシーズンであること」が1位となる。日本人は「食事がおいしいこと」が他国の人よりも高くなった。
【海外旅行で行った体験ジャンルランキング】
日本人のみ「フード・ドリンク」が1位。他3カ国は、1位が「歴史・文化」となる。
【具体的に実施した体験ランキング(フード・ドリンク)】
4カ国とも共通でトップ3は「その土地ならではのローカルフードを食べる」「市場などで食べ歩きする」「カフェ・スイーツ店に行く」。日本人と中国人は「飲み比べ」「ミシュラン店舗に行く」も上位ランクイン。
【具体的に実施した体験ランキング(歴史・文化)】
4カ国とも共通で1位は「歴史的な建物を見て回る」。日本人は「神聖な場所を回る(宗教的な場所)」が高いのに対し、他の国は「民族文化体験」などその土地に根付いたライフスタイルに触れる体験がランクイン。
【具体的に実施した体験ランキング(海・川)】
4カ国とも共通で1位は「ビーチでゆっくりする」。日本人は他の国よりも「ダイビング・シュノーケリングをする」が2位と高く、「野生動物を見る・触れ合う」も上位で生き物に関する体験が高い。
調査結果リリースは、下記URLよりご覧ください。
→ じゃらん海外旅行ニーズ調査