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文化庁

日本遺産を活用した魅力ある地域づくり推進モデル事業

文化財群の活用による地域振興を加速するべく、
全国20地域が日本遺産の魅力を高める事業を遂行

地域の日本遺産ストーリーやその魅力を
高めると共に効果的な情報発信を実施

文化庁では2015年度より、地域の歴史的魅力や特色を通じて
日本の文化・伝統を伝える「日本遺産」を認定している。
個々の文化財の保全を目的に指定・保存する従来の制度と異なり、
日本遺産は文化財の「活用」を重視。点在する有形・無形の文化財群をパッケージ化し、
その歴史的経緯や、地域の風土に根ざした世代を超えて受け継がれている
伝承、風習などをふまえたストーリー(=日本遺産)を発信することで、地域活性化を図ることが主眼である。
2024年度時点で104地域が認定されている。

日本遺産は単体の文化財ではなく、ひとつのストーリーを構成する文化財群からなる点が特長であると同時に、
カスタマーに伝わりにくいという面もある。
そこで日本各地にある日本遺産をより活用し、その魅力を広めていくための支援事業をスタート。
同事業は大きく分けて、日本遺産活用にあたって地域が抱える課題、
特性や実情に応じて地域の魅力を高める「日本遺産 魅力増進事業」と、
地域の日本遺産ストーリーやその魅力の効果的な情報発信を行う「日本遺産 魅力発信事業」の2つ。
まずは先進的なモデル事例を創出し、そこで得た知見を他の地域へと広めるべく、
公募を経て選出された20地域が日本遺産の魅力増進・魅力発信に向けて計26の事業に取り組んだ。

事業を進める際は、各地域の計画や課題に応じた専門家やプランナーを派遣。
日本遺産に関連した宿泊プランや各種商品の造成を伴う場合には販路形成や販売促進に関する支援も行うなど、
伴走・支援体制を整えて事業遂行に務めていった。
事業内容は日本遺産を面で楽しめる周遊環境の整備や、
SNS運用、食コンテンツの開発などバラエティに富み、得られた成果やノウハウも多岐にわたる。
一連の取り組みを体系化した事例集を製作することで、全国の日本遺産へ知見を横展開することも可能となっている。

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