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三重県
事業実績の検証と観光の未来予測を踏まえることで
これからの有効策を導き出すことが可能に
未来予測や施策立案を行うにあたっては
JRC独自の調査や研究もフルに活用
各地の自治体では様々な観光振興策に取り組んでいるが、事業終了時には成果を振り返るにとどまっていることもあるだろう。しかしその実績やカスタマー動向を適切に分析・検証することができたなら、次なる有効な打ち手を立案するために大いに役立てることができる。特に複数年にわたる事業の場合は蓄積したデータも多岐にわたり、有効活用せず見過ごすのはもったいないと言える。6カ年にわたる事業の最終年度を迎えた三重県では、次年度以降の方策に活かすために同事業の統括分析・検証を実施した。この検証結果に加え、刻々と移りゆく観光市場の現状と将来像をかけ合わせて考察することで、三重県観光の未来需要を予測。そして未来需要に応えうる、有効な施策の立案へとつなげる考えだ。
これらの分析・検証から導き出される結果は、その担い手により精度や有効性が左右される。JRCでは6ヵ年事業の間に分析を行ってきたため、過去の経緯を理解したうえで適切な分析・検証が可能に。未来需要の予測と今後の施策を考察する際は、旅行領域における調査や研究、JRCの研究員やエリアプロデューサーの知見、さらにリクルートライフスタイルが有する旅行以外の領域のデータも使用。独自リソースをフルに活用することで、より有効性の高い施策立案が可能となる。
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