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一般社団法人 山口県観光連盟

新たな広域観光エリアの形成を目指し、観光プランを造成

新たな広域観光エリアの形成を目指して観光プランを造成し、視察ツアーを実現

「観光力の強化」に向け、宿泊観光客の拡大を目指す山口県。今回は8市町の3つの広域連携組織における観光企画力・組織力を強化すべく、地域の魅力調査および専門家の派遣、ワークショップを実施した。

造成したモデルプランは「じゃらんnet」を活用してテストマーケティングも行い、旅行意欲の高い個人旅行者の意見も収集した

課題:観光地として魅力発信不足で宿泊客数が伸び悩む
 平成24年に過去最高の観光客数を記録したが日帰りや通過型が多い。地域ブランド調査では全国の中でも認知度順位が低い状況。
目的:地域組織・人材の強化を図り、観光地の魅力向上を
 各広域観光エリアへ宿泊観光客を誘致する取り組みを、これから継続して行えるような体制を構築したい。
打ち手:3地域の官民協働組織で観光モデルプランを造成
 官民の観光関係者で3つの広域観光推進母体を組織。JRC研究員等の専門家による講義やワークショップを通じ、連携・企画力が向上。
成果:開発したモデルプランの視察ツアーを実施、検証へ
 プランを開発する過程で行った調査で観光資源の強みが明確化。旅行会社を招いた視察ツアーも行い、商品化への第一歩を踏み出せた。

旅行業7社を招いた視察ツアーでは3地域のモデルプランを2泊3日に凝縮して案内。各地域のモデルプラン発表や参加者へアンケート調査も実施

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観光客の満足度&回遊促進のための着地型周遊喚起プラン

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調査を基に強みを抽出。寄り道先・立ち寄り先としてPR
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