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青森県 企画政策部 交通政策課

冬季の搭乗者数の減少に歯止めをかける方策は?

航空会社、県、宿泊施設などが横断的に協力。今後の応用も期待される空港活性化策モデル

名古屋小牧空港を拠点とするフジドリームエアラインズ(FDA)の青森空港路線の活性化にあたり、JRCは青森空港振興会議(事務局:青森市)、青森県、青森空港ビルが連携して、FDA社や県内宿泊施設を巻き込んだ冬季誘客プロモーションを展開した。

本誌との連動記事をじゃらんnetで展開。プレゼント応募者アンケートでは名古屋~青森の空路を「知らなかった」54.5%、青森への飛行機旅行に「関心がある・ややある」合わせて96%以上という結果に

課題:冬季の搭乗者数の減少に歯止めをかける方策は?
 小型機体が多くツアーによる集客が難しい地方空港では、個人旅行客の集客が重要となる。特に冬季の搭乗者数減少は大きな課題。
目的:青森へ向けた空路の認知を向上させ、利用促進へ
 東北地方は新幹線利用の印象が強い。そこで名古屋小牧空港の利用圏にある東海地区の消費者に対し、青森への空路の認知を高めたい。
打ち手:じゃらんの本誌・netでPR。宿泊施設も誘客に協力
 空港利用者とカスタマー層が重なる「東海版じゃらん」にPR企画記事を掲載。じゃらんnetと連動したプレゼント企画、宿泊プラン造成も実施。
成果:プレゼント応募者数は916名と想定以上の反響に
 じゃらんnet参画宿の協力による宿泊券と無料航空券というインパクトあるプレゼントが注目を集め、空路利用の印象付けに役立った。

空路で行く冬の青森に興味を喚起させる企画記事。誌面では青森の冬の魅力や空港ビルテナントの割引キャンペーンも紹介した

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