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内閣府 知的財産戦略推進事務局
クールジャパン戦略の事務局事業が3年目を迎え、
事業共創フェーズに入るための基盤構築へ
成功事例の担い手をつなぐコミュニティと
事業ノウハウを横展開する場を新たに設置
日本各地の「食・食文化」を基点にして日本の魅力を世界へ発信する
クールジャパン戦略を推進するクールジャパン官民連携プラットフォーム(CJPF)。
その事務局業務を担う本事業も3年目に入った。
前年までは運営体制の構築、クールジャパン事業の成功事例の発掘と発信、
全国各地で日本の魅力を活かした事業を展開する担い手とCJPFとのつながり強化といった
「価値の発掘」「発信・共有」に取り組んできた。
本年度は関係省庁と連携した成功事例の発掘・発信、
外国人やZ世代の視点を活用したイベントの実施など「事業共創」に取り組んだ。
また、新たにコミュニティの基盤「CJPFラボ」を構築。
これは、成功事例の担い手同士や、担い手と行政機関や有識者を結び付けて、
「点」で終わらせるのではなく「線/面」へと広げるためのもの。
ラボに集う人たちがノウハウや強みを持ち寄ることで、共創の創出・加速と、担い手の自走を促していく。
さらに、新たな成功事業を生み出すために「CJPF総研」を設置。
先行事例の成功要因を分析し、事業の魅力を海外へ効果的に発信するフレーム(型)を導き出した。
このフレームは「事業の価値」「作り手の技術や想い」「地域の魅力」といった要素で構成される。
フレームに沿って自らの事業を整理するワークショップを通じ、
事業の担い手が躍進に向けた気づきを得るよう支援していく。
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