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山形県 観光文化スポーツ部
「withコロナ時代のおもてなし」の指針を示す、
山形県独自の新たなオンライン研修プログラムを開発
リアルタイム配信後はアーカイブ化し
より多くの人へ学ぶ機会を提供できる仕組みに
突如として新しい生活様式・新しい働き方への転換を迫られた2020年。
観光業界でもいかに接客対応すればベストなのか手探りの状態が続いており、
観光業の未来に不安を覚える人も出ている。
そうした人々が安心して働ける指針を示せるようにと、山形県では
withコロナ時代に対応するための研修を実施した。
同研修は山形県の現状に合うように新規に造成したもの。
「じゃらんnet」参画宿をはじめJRCと結びつきのある観光関連事業者より、
今知りたいことや困りごとをヒアリングして全10回のプログラムを構成した。
講師陣は最先端の感染症対策に詳しい専門家の他、
山形県の歴史文化や観光事情に通じた専門家も招集し、
「山形ならではのおもてなし」「山形におけるコロナ対応のあるべき姿」が学べる研修内容となっている。
また、世情に配慮して研修はオンラインにて開催した点も特徴だ。
週1回のペースでリアルタイム配信を行い、各回に質疑応答タイムを用意して
インタラクティブな交流ができる仕組みにした。
リアルタイム配信した研修の動画は録画しておき、当日中にYouTubeにアップ。
受講者が復習用に視聴できるのはもちろん、県内の観光関連事業者に対して
研修動画にアクセスできるURLを公開することで、
研修期間終了後にもより多くの人々が学べる態勢を整備した。
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新しい日常に対応した観光事業者等の受入環境モデル発信事業