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京丹後市

コーチング手法による研修で助けあえるチームへ改革を

コーチング手法による研修で一人ひとりが主体的に行動し、助け合うチームへ改革を

過疎化や産業の低迷など課題を抱える地域も多いが、京丹後市では地域活性の旗振り役たる市職員・組織の意識から変えることを重視。商工・観光の両課を対象に、職員間の関係性を高め、協働できるチーム構築に着手した。

研修プログラムは約8カ月。月1回の「集合研修」と、その際に決めたことを実践する「アクション」、行動の「振り返り」を繰り返す

課題:担当業務には前向きだが自主的な提案には消極的
 決定事項には協力的な反面、職員間の関係性が希薄で反対意見は出しづらい現状。新たな提案の声も上がりにくく発展につながらない。
目的:地域活性を牽引する、共通認識をもった協働的チームへ
 意見を出しやすく、声を拾える質の高い人間関係を築き、主体的に動ける組織を目指す。ひいては地域へ好影響を広げていくのが目標。
打ち手:主体性を求める「システム・コーチング」研修を実施
 参加者が主体的に考え行動するコーチング手法を取り入れ、システム(=関係性)を育んでチームとして成長するための研修を採用。
成果:参加者チームの発案による新規プロジェクトが進行中
 相互理解を深め風通しがよくなったことで意見・実効性が活発化。 研修の半ばにある現在、3チームで3つの企画実現に向け行動中だ。

相手の考えに耳を傾け、思いをシェアする「ヒーローインタビュー」をはじめ、研修は講義よりも演習が中心

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