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北九州市 観光・コンベンション課

都市型観光モデルを目指し、官民協働でつくる観光基本計画

都市型観光のモデルを目指して今後6カ年の観光基本計画の策定へ

北九州市と共に平成26年度以降の観光基本計画の策定に着手。政令指定都市であり、九州第二の人口を擁する大規模都市が一体となって明確なビジョンへ向け動いていけるよう、従来の観光基本計画の刷新に踏み切った。

課題:従来の個々の観光施策は方向性がまちまちで目標が曖昧なため達成度が測りにくい
 観光資源が豊富であるがゆえにかえってコンセプトや戦略が絞りきれず、事業の一貫性が不足。結果として観光地としての市の特徴が希薄に。観光課題の設定や目標値も曖昧な点があり、妥当な運営を行う妨げになっていた。
目的:目標、課題、解決策、達成評価が明確な実現可能な観光基本計画を目指す
 ありたい姿を関係者が共有し、何が課題であるか調査により明確化。そのうえで課題解決に向けた方策を検討し、必ず実施するよう事業化する。課題解決には民間企業の協力も必要なため、方向性の検討は官民協働で取り組む。
打ち手:実態把握へ向けた事前調査、民間参加の会議、局長を含む観光部局での検討を重ね案を磨く
 JRCの調査手段を用いて観光動態調査、観光資源の絞り込みと発掘を実施。 有識者による検討会議、民間事業者のミドル層が具体的プランを検討するワーキンググループ、観光部局による絞り込みなどを行い効果的な施策へ磨き上げる。
成果:1000超の事業案から厳選した実行プランの策定へ。成果官民協働で観光施策を推進する関係性も構築
 ワーキンググループについては来期以降も継続して事業協力・事業検討を行う予定であり、今後の観光施策を進めるうえで財産に。事業案は官民両方より活発にアイデアが寄せられ、その中から有益なものを絞り込めた。
地元の観光関連団体などで実務を担う部・課長クラスで構成するワーキング グループを組織して具体的な事業案を検討。今後実際に事業を行う際、積極的に関わってもらうための土壌形成にもなる

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