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奈良県 地域振興部 南部東部振興課

奥大和プロモーション×移住情報発信

プチ移住気分のロングステイを提案。
定住促進を視野に入れたプロモーション

これまでの継続的な取り組みが
新たな対策を打ち出すきっかけに

 これまで奈良県とJRCは、県南部・東部地域の観光による交流人口増加に向けた事業を継続的に協働してきた。本事業はその過程で得た知見・経験が基になっている。

 南部・東部地域は山間に素朴な温泉地や農村がまばらに位置する環境で、人口減少が課題の一つである。しかしこれまでの事業を通じて、この地域に移り住んだ人との少なからぬ出会いを経験。ニッチ層ではあろうが、移住先としての価値・需要があることがわかった。そこで最終目的を従来の観光による交流人口増加から、移住による定住人口の増加へとシフト。移住のきっかけとなるような地域の魅力を伝えるプロモーションを展開した。

 コンセプトは「週末移住」とし、地域の暮らしを感じる2泊3日程度の旅を提案するPR記事を制作、『関西・中国・四国じゃらん』へ掲載した。あわせて実際の移住経験談をまとめたデジタルパンフレットも制作。取材対象者は主に過去の事業で出会った人々だ。

 地域活性化の対策は即効性が期待できない場合も少なくないが、本件のように一連の事業経過を把握したうえで継続したからこそ、次なる一手が見えることもある。またパンフレット制作を機に、移住セミナーを開くなど新たな展開も起きており、一歩ずつ目標達成へ向け前進中。今後とも地道な継続が望まれる。

背景・課題

目的

打ち手

成果・実績

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平成27年度インバウンド事業(JRC×Google PR調査)

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