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佐久広域連合、佐久地域観光連携協議会

別荘所有者の滞在実態調査を基にした周遊プロモーション

別荘所有者に対する滞在実態調査を基にした広域観光の周遊促進プロモーション

佐久市、軽井沢町など11市町村からなる佐久広域連合では、広域観光振興・広域行政課題に取り組んでいる。今年度は軽井沢の別荘所有者における滞在実態を把握することで、周遊促進の対策に繋げる試みを実施した。


別荘所有者への調査は周遊課題を明確にすることに繋がった。そこで吸い上げた意向を参考に制作した『信州佐久じゃらん』では軽井沢の他、周辺地域の情報を発信。夏と冬に計4万部制作し、地域内の観光案内所や宿で配布

課題:軽井沢町の観光効果がなかなか周辺地域におよばない
 これまでも周遊促進について議論を行ってきたが、効果的な施策は実行できていなかった。どんな手を打つべきか、確定できていない。
目的:軽井沢の別荘所有者の滞在実態を基に、広報戦略を実行
 実態調査を行って課題を明確にしたうえで、周辺地域の魅力を伝えて周遊を促すためのプロモーションを立案し実行する。
打ち手:郵送によるアンケートに加え、グループインタビュー
 リピーターであり現地消費が期待できる別荘所有者に、滞在中の過ごし方や意向を調査。書面では把握できない点は面談でフォロー。
成果:着地型観光パンフを夏・冬の2回発行、現地で配布
 意向調査で関心が高かった「食」を重点的に取り上げるなど、収集データを反映させたフリーペーパー「信州佐久じゃらん」を制作。

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