研究員コラム未来を創ろう。

2015/02/17

研究員: 山本 祐司

若者に旅の原体験を!地域一体となったリピーターづくりへの挑戦

「伊勢神宮」という日本有数の名所を持つ三重県伊勢市は、20年に1度の神宮式年遷宮により、2013年には1,420万人という参拝者数を記録した一方で、リピート旅行者の高齢化、修学旅行者の減少や若年層の旅行離れが進むことにより、今後の伊勢への来訪者数が減少し、地域経済が後退していくことに危機感を持っていた。 そこで、2012年10月より伊勢市と協働で、2014年4月から4年間の「伊勢市観光振興基本計画...

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2015/01/14

研究員:ヒロ中田

進化するホテルのバイキング

本格的な人口減少時代を迎え、各宿泊施設は生き残りを賭けて懸命に努力している。その注力ポイントのひとつが食の魅力創造だ。 ここでは、地方の大型温泉ホテルを念頭に、バイキングについて述べてみたい。 10数年前であれば、バイキングは種類と量を確保することで勝負できた。たとえば「和洋中80種類のバイキング、思う存分食べ放題!」という訴求である。しかし、それも今では通用しなくなった。どのホテルも似たり寄った...

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2014/12/03

研究員: 北嶋 緒里恵

温泉を、「ハコ」として考えてみた

●日本の温泉は「民のもの」、だから面白い 白濁してたり、塩味がしたり、ラムネみたいな炭酸成分が含まれていたり…「温泉」は地球がくれた宝物だな、とよく思う。世界中で紀元前から重宝されているという事実も面白い。 昔、世界史の教科書でみた「カラカラ浴場」や、ドイツの「バーデンバーデン」…。最近では「テルマエ・ロマエ」でイメージも湧きやすくなったが、ヨーロッパの温泉は療養施設として発展した場所が多い。なん...

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2014/10/28

研究員: 青木 里美

バブル親子が創り出す新たな消費の可能性

大学生や20代前半の社会人時代にバブル景気を経験したバブル世代(40代後半~50代前半)は、若い時代に豊かな消費体験を多く積んだとても消費上手な世代である。 じゃらんリサーチセンターが実施した「バブル世代の親子消費調査」によると、バブル世代の中でも、学生時代にバブル景気を経験した40代後半のバブル世代は、年齢による差異の少ない消費基礎欲求が他世代と比較して非常に高く、消費キーワードが「恋愛・豊かさ...

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2014/09/12

研究員: 室田 明里

「先生、楽しみ方から教えてください。」

旅先でのアクティビティとして若い世代に人気なのは、スキースノーボード・ダイビング、そして、最近はご当地マラソンなどでしょうか。私はどれも体験したことがあり、さらに、ケイビング(洞窟探検体験)や、キャニオリング(渓流体験)等をしに出かけることもあります。 実は、私は旅先でのアクティビティはとても好きなのですが、運動は大がつくほど苦手です。思い起こせば、かけっこはいつもビリ、鉄棒の逆上がりも、6段の跳...

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2014/08/08

研究員: 稲垣 昌宏

旅行者は「お財布に優しい観光地」を求めてはいません

じゃらん宿泊旅行調査2014の結果が発表されました。 こちらは2013年度(2013年4月~2014年3月)の宿泊を伴う国内観光旅行についてのユーザー行動です。 http://jrc.jalan.net/jrc/files/research/jalasyuku_20140725.pdf また、ほぼ同じ時期に夕方以降の外食(および中食) 市場調査の2013年度(2013年4月~2014年3月)の結果...

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2014/07/14

研究員: 三田 愛

7人の変革チームが、400人を巻き込む!「自発的地域活動」を起こした3つのポイント

「どうしたら、もっと主体的に人は動くんだろうか?」 「どうしたら新しい企画が生まれてくるんだろう」 「市民と行政は対立構造。行政は縦割りで物事がなかなか進まない・・・」 そんな地域の悩みをよく伺います。 今回は、1年間、地域変革・行政変革プロジェクトを共に行ってきた、 和歌山県有田市の研究から見える、 地域変革・行政変革の3つのポイントをご紹介したいと思います。 【地域変革・行政変革の3つのポイン...

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2014/06/16

研究員: 加藤 史子

観光振興~ゴールがスタートライン~

観光振興施策というのは、「いかに頭1つ抜けるか」に どれだけ地域の知恵を絞れるか、ということなのではないかと思う。 例えば、すっかり地域の営業担当としての役割も、定着した感のある「ゆるキャラ」。 ゆるキャラグランプリ実行委員会によれば、 2013年度の、ゆるキャラエントリー数は1580体。 そのうち、ご当地キャラ枠へのエントリーは、1245体にのぼる。 ちなみに、日本の市区町村数は1,741(20...

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2014/05/23

研究員: 青木 理恵

Jリーグが「若者の旅離れ」を救う!?

「ホームタウン」と呼ばれる本拠地を持ち、地域と深いかかわりのあるJリーグ。 じゃらんリサーチセンターが行った『Jリーグ観戦実態調査』によると、Jリーグ観戦経験者のうち37%はアウェイ観戦(※)経験があり、敵地に乗り込んでご贔屓のチームを応援する高揚感だけではなく、その土地の観光やグルメが楽しみ、という声も多い。 (※アウェイ観戦=応援するクラブの地元ではなく、対戦相手のスタジアムに遠征して観戦する...

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2014/02/03

研究員: 三田 愛

今は、都市から学ぶ時代ではない。課題先進地の「地域」から変革を起こしていこう!

「人と地域の可能性を目覚めさせ、ワクワク化学反応が起こり、創発し自走する地域」を創る 「地域イノベーション研究」を始めて3年。 地域に出向き、多様な人を集め、本来の人生の目的に目覚め、 みんなでワクワク未来へのアイデアを出す、 変革と創発の場「未来みんなゴト会議」や、 変革リーダー育成「次世代経営者育成プログラム」等の場づくり・ファシリテーションを、 年80日ほど、させていただいています。 地域で...

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2013/12/02

研究員: 松本 寛子

子供視点の情報発信を観光活用へ ~子供視点を狭域観光に活かそう!~

「週末はどこにお出かけするの?」 「イオンで買い物する!」 「原宿で買い物する!」 これは、先日行った埼玉県朝霞市の小学生のグループインタビューの一コマ。 一例にはすぎないが、地域(地元)のおでかけ・消費が、近郊の大型ショッピングモールや、沿線上の都心部に流れていることを感じる子供達のリアルな会話だった。 今回、埼玉県和光市、朝霞市で開催している『ふるさとこども★じゃらんを創ろう!』プロジェクトで...

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2013/10/14

研究員: 森戸 香奈子

子どもの発熱でわかった、データの裏の企業努力

今年の夏、予定していた帰省の前日に、子ども(2歳)が熱を出した。 あわてて救急病院に行ったものの、夜間高熱が下がらず おそらくこれは翌日の帰省は無理だろうと判断して その夜に、購入していた航空チケットのキャンセルをした。     急な話なのでとりあえずカスタマーデスクに電話である。 当然金額がかかるだろうと思っていたところ、 電話口に出てくださった担当の方が、事情が事情なので…と上司にかけあって ...

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2013/09/17

研究員: 加藤 史子

「シェア旅」~旅行のCtoC(個人間取引)の可能性~ 

モノが溢れる成熟社会において、 かつてと比べれば、 モノの所有に価値を見出す人は減っているのかもしれない。     「カーシェアリング」や「シェアハウス」を選択する人は、 経済的に車や家を所有できないから、というわけでもない。 合理的かつ便利な移動手段として 「カーシェアリング」を愛用していたり、 住民同士の交流・ゆるい大家族のような暮らし方に心地よさを覚えて 「シェアハウス」を希望する人もいる。...

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2013/08/23

研究員: 松本 寛子

子供たちの「住んでよし」は、「訪れてよし」のPRに活用しうるか?

8月7日(水)、 (埼玉県)和光市こども大学×毎日小学生新聞×じゃらんリサーチセンターで 「ふるさと★こどもじゃらんを創ろう!」という講座を開催しました。 参加者は和光市の小学校4年生から6年生までの36人。 ひとりひとりの子どもたちが、 和光市のお気に入りのスポット、ひと、ものを探して、 36人の探してきた魅力をこどもたちの和光市パンフレットにしよう! という企画です。   本事業は JRCの「...

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2013/07/19

研究員: 横山 幸代

「住んでよし、訪れてよし」を考えながらしみじみ思うこと

現在、同じグループのメンバーと共同で研究に取り組んでいます。 テーマは「住んでよし、訪れてよしの構造化」。 結論に向け、小さな実験から始めたいと思っています (研究の概要は、観光振興セミナーでご紹介致しますのでお楽しみに)。 さて、この「住んでよし、訪れてよし」というテーマについて メンバーと議論を重ねたり、思いを巡らせていたある日。 横須賀港の荷卸商の娘だった祖母の話を思い出し、三笠丸を訪れてみ...

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2013/06/24

研究員: 三田 愛

地域づくりは一見遠回りなことだらけ。まずは「いい土」を創りましょう。

地域づくりは農業のようなもの。 いつもそう思っている。 「いい土」を創れば、本来持つ生命力を最大限発揮し、多くの「実」がなる。 でも、土づくりは一朝一夕にはいかない。いい土を創るのに10年かかるとも聞く。 カンフル剤的に化学肥料を使うと、一時的に実はなるが、それは継続せず、 逆に土を痩せさせてしまうこともある。 地域づくりも同様で「地域の土壌=関係性創り」を怠ると、 地域の本来もつ力が最大限発揮さ...

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2013/05/15

研究員: 森戸 香奈子

「なんか旨いもん食わせてください」とやってくる旅行客に、イラッとすることがありませんか?

GW帰省中に訪れた、とある海沿いの活魚店。 義理の父の陶芸の先生が教えてくれた知る人ぞ知る店で、口コミで人気らしい。 先生曰く「汚い」とのことだったが、訪れてみると汚いというよりは、「家庭的」すぎて入りづらいような店構えだった。 一番人気の釜飯は驚愕ものだった。まず蓋を開けると、魚やイカやエビなどの切れ端のようなものがご飯の上にぱらぱら。 言葉を選ばずに言うと、まるで残飯のよう。それをしゃもじで混...

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2013/04/15

研究員: 加藤 史子

住む人の「地域への愛着」がチカラになる!

数年前、じゃらんリサーチセンターが行った「ご当地愛調査」では、 ご当地愛が高い地域ほど、旅行先としても人気が高いという相関関係が見て取れた。 “旅行先として人気が高いから地域住民の誇りも醸成される”のか、“地域に誇りや愛着を感じている人が多い土地だから旅行者も訪れてみたいと思う”のか、どちらが先なのかはわからないが、 「住んでいる人が愛着を感じていない地域に、訪れたいと思う旅行者はいない」というこ...

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2013/03/14

研究員: 横山 幸代

観光における「記念日&ブライダルニーズ」

ニッチ層と片付けられない「濃く、細く、長い」ターゲット  観光による地域活性のトライアルの中で、 昨年より地域とハッピー市場の連携について取り組んできました。 1つは、 昨年度の観光庁 若者向け需要創造モニターツアー事業: 「告白&プロポーズ&入籍は旅先で♪プロジェクト」です。 結婚式にはお金をかけるのに、 プロポーズや入籍は意外とお金をかけず、 家の近くで済ませてしまう人が多い。 大切な人生の節...

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2013/02/15

研究員: 三田 愛

自分ゴトで創る未来:自ら価値創造し続ける地域づくり

人は全ての人に生まれ持ったギフトや可能性が溢れている。 そんなギフトや可能性を最大限発揮して生きることが、本人も幸せで、 そして、可能性を発揮する人同士が、お互いが相互作用・化学反応を起こしていくことで、 どんどん新しい未来、社会が拓けていく、と心から信じており、 そんな社会創りが私のライフワークです。 (思いの源泉は小学生の頃から。  今思い返すと、天職の教育者であった亡き母からもらったバトンの...

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