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神奈川県 藤沢市

外国人受け入れ整備事業 藤沢市お土産サイト

店舗の商品を無料で楽に多言語化。
飲食店・土産店のインバウンド支援ツール

土産店向け外国語メニュー作成支援は全国初!
他地域のインバウンド対策への応用も可能

 2020年東京オリンピックへ向けた外国人旅行者の受け入れ整備の一環として、藤沢市は地域の飲食店および土産店が無料で外国語表記のメニューを作成できるウェブサイト「FUJISAWAFoodies」を開設した。市内店舗であればメニューの作成は無料ででき、手順もシンプルにして多くの店舗に利用されることを目指している。飲食店向けのサイトでは、アレルギーや宗教上で避けたい食材の使用状況がひと目でわかるピクトグラムや、接客時に活用できる「指差し会話シート」も無料配布。土産店向けのサイトでは、外国語表記の商品名・商品写真と使用食材のピクトグラムを掲載したPOPが作成できる仕様にした。こうした外国語の土産メニュー作成支援サイトは、全国初の試みである(JRC調べ)。
また、外国人旅行者が外国語メニューのある店舗を検索できるPCおよびスマートフォン用ウェブサイトも構築。同サイトは外国語メニュー作成支援サイトと連動させており、地域の店舗はメニューを作成する過程で外国人向けサイトにも情報発信できる仕組み。
今回の一連の取り組みは、JRCが東京都とともに2014年度に取り組んだ、飲食店情報の多言語化事業で培った手法が基。さらに他の地域や、宿泊施設など飲食・土産以外の領域に応用するなど、汎用性のある手法だろう。

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