南あわじを売り出そう 地域が元気になる事業

兵庫県 南あわじ市 農林水産部 食の拠点推進課

調査から見えた課題を解決へ導くと同時に
協力関係や広報力など地域が自走できる環境を構築

調査+ワークショップ+セミナーの合わせ技で
短期間で着実に地域の力を育み、結果を創出

 淡路島南部の南あわじ市では昨年度「GAP調査」を実施。その結果、淡路島を訪れながら南あわじ市に足を運ばない人が4割いること、春だけ目玉となるグルメ商品がないという観光課題が見えてきた。この結果を受けて今年度、取り組んだのが本事業である。

 課題解決策の一つが、新しいご当地グルメ開発を目指すワークショップ「旅づくり塾」。ワークショップの構成や進行はJRCが担うが、「答えは地域にある」とのスタンスに立ち、商品開発自体はJRC主導ではなく参加者の意見を尊重して合意形成に導く点が特長だ。グルメ食材は地元水産企業が養殖を軌道に乗せたばかりであり、春が旬の「淡路島サクラマス」に着目。地元飲食店20軒が新メニュー開発に参画し、この3月より提供を始めた。

 さて、いくら南あわじ市が魅力的でも、消費者に認知されなければ誘客は叶わない。そこで前年調査を基に企画内容やターゲットを設定したプロモーションも展開。さらに「プレスリリースセミナー」を開催し、JRCの手が離れても地域自らが情報発信できる体制を築き上げた。

 本事業は10カ月あまりの短期間ながら、目に見える成果(ご当地グルメやパンフレットなどの制作物、宿泊取扱額増加)、さらに地域の人々の協力体制や情報発信力など、多くのものを残すことができたといえる。

事例一覧

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